カンヌ国際映画祭から誕生した、世界最高峰のアニメ―ション映画祭アヌシー国際アニメーション映画祭に出品決定!
講談社『アフタヌーン』にて1997年から2003年に連載され、『シドニアの騎士』で第39回講談社漫画賞を受賞した弐瓶勉氏のデビュー作『BLAME!』。人類が「違法居住者」として駆除・抹殺される暗黒の未来。無限に増殖を続ける超巨大な「階層都市」における探索者・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅路を描いたSF漫画の金字塔。今なお世界中のクリエイターを魅了し続ける鬼才・弐瓶勉の原点――。難解と言われながらも、幾度となく映像化への期待が高まっていた本作が、連載開始から20年の時を経て、遂に全世界に向け劇場アニメ化される。
監督には「シドニアの騎士」で緻密でハードな新感覚のSFバトルを表現し、「亜人」を スピーディーでスリリングなサスペンスバトルへと進化させた瀬下寛之。アニメーション制作は「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」や「トランスフォーマー プライム」など海外でも圧倒的な存在感で数々の賞を受賞し、「シドニアの騎士」で世界を震撼させたポリゴン・ピクチュアズ。音響は、従来の劇場サラウンドスピーカーに加え、高さの要素を含めることで、3次元的な立体音響表現を実現した最新サウンドシステム「ドルビーアトモス」を、日本のアニメで初めて採用
さらに本作では、原作者・弐瓶勉がシナリオやキャラクターデザインをはじめとした、クリエイティブディレクションの中核を担い、自らがプロジェクトへフルコミットをしている。
映像革命と称された「シドニアの騎士」のスタッフが再結集し、 原作者・弐瓶勉による全面協力・総監修の元で再構成した完全新作ストーリーとして創り上げる『BLAME!』が、再び世界を驚愕させるー。
アヌシー国際アニメーション映画祭2017に『BLAME!』が特別上映作品として正式出品決定!
6/12(月)から6/17(土)に、フランス・アヌシーで開催される世界最高峰のアニメーション映画祭である、アヌシー国際アニメーション映画祭に正式出品することが決定いたしました! アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年当時のカンヌ国際映画祭のメンバーがアニメーション部門に特化する形で設立された映画祭で、現在では世界最大規模のアニメーション映画祭です。
『BLAME!』は、6/16(金)20:30よりBonlieu Grande Salle (会場のビッグホール(945人収容)にて上映予定です。
アヌシー国際アニメーション映画祭アートディレクターのMarcel Jean氏より、コメント到着!
「BLAME!」を特別上映に選出したアヌシー国際アニメーション映画祭アートディレクターのMarcel Jean氏より、コメントが到着!
「アヌシー国際アニメーション映画祭2017にて『BLAME!』を大規模上映できることを大変光栄に思っています。近年観た中では間違いなく、最高の長編SFアニメーション作品です。物語の持つ強さに、私は冒頭から引き込まれてしまいました。これは長く愛される作品になるでしょう!」
【アヌシー・アニメーション国際映画祭】とは
ザグレブ、オワタ、広島と並ぶ世界4大アニメーション映画祭の一つ。
カンヌ映画祭からアニメ部門が独立し1960年に設立、世界最大にして、最も歴史の古いアニメーション映画祭として知られている。毎年6月に、フランスのアルプスのふもとの街・アヌシーで開催される。昨年度は、長・短編をあわせ、85カ国の約500作品が上映され、9,150人の来場者があった。映画祭には、マーケット・MIFAが併設され、68カ国より2,800人以上の業界関係者が集う。
■開催地:フランス・アヌシー
■開催期間:2017年 6月 12 日(月)~6月17 日(土)
■公式サイト http://www.annecy.org/home