本年度仏セザール賞で主要4部門ノミネートを果たした映画
本作は『ココ・アヴァン・シャネル』『ボヴァリー夫人とパン屋』で世界中の観客を魅了したアンヌ・フォンテーヌ監督の最新作。1945年第二次世界大戦が終結した年に、ポーランドの修道院で起きた悲劇的な事件によって、心身共に傷ついた修道女を救うために尽力した医師マドレーヌ・ポーリアックの知られざる史実を映画化。凛々しい魅力に溢れたマチルドを演じるのは、類いまれな美貌と実力を兼ね備えた、若きスター女優ルー・ドゥ・ラージュ。神の意のままに生きようとする修道院長をアガタ・クレシャ、マチルドと固い友情で結ばれていくシスター・マリア役をアガタ・ブゼクが務める。なお、本作は6/22(木)から開催されるフランス映画祭にて上映され、アンヌ・フォンテーヌ監督、ルー・ド・ラージュの来日が決定している。
https://youtu.be/vMO9X1O2Ivg
このたび解禁された予告編は、「ソ連兵がここに侵入してきたの」というシスターの衝撃の告白から始まる。修道院での静謐な暮らしを侵し、清廉なシスターたちを襲った悲劇を前に、赤十字の医療活動でポーランドに赴任していた医師マチルドは彼女たちに寄り添うことを決意。
スキャンダルの露呈と修道院の閉鎖を恐れ、助産師を呼ぶこともできない状況下、診察も拒否するシスターたちを前に「危険を冒して来てる」「診察中だけ神様を脇に置けないの?」とマチルドは強い瞳で語りかける。危険を顧みず無償の人道支援に身を投じたマチルドが、やがてシスターたちの希望の光となっていく姿は、観る者すべての心を揺さぶるに違いない。併せて、シスターたちから祝福を受けるマチルドを捉えた印象的なポスタービジュアルも解禁となった。
監督:アンヌ・フォンテーヌ
出演:ルー・ドゥ・ラージュ『世界にひとつの金メダル』、アガタ・ブゼク『イレブン・ミニッツ』、アガタ・クレシャ『イーダ』