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映画『BPM ビート・パー・ミニット』ロッテントマトで驚異 99%!外国語映画賞総なめの話題作!

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ゲイコミュニティ希望の曲!ブロンスキー・ビート「スモールタウン・ボーイ」とは?エモーショナルなクラブシーンを解禁!!

アトランタ映画批評家協会賞外国語映画賞、サンフランシスコ映画批評家協会賞外国語映画賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞外国語映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞外国語映画賞、セントラルオハイオ映画批評家協会賞外国語映画賞を受賞するなど、本年度賞レースを賑わせている本作。

ACT-UPのメンバーたちのコミュニティの場でもある、エモーショナルなクラブシーンを解禁

このクラブシーンで流れる本作のテーマ曲ブロンスキー・ビート「スモールタウン・ボーイ」、1984年の楽曲発表当時“世界初ゲイコミュニティの希望の曲”と称され、HIV/エイズに侵され明日の命も保証されない恐怖と闘いながらも、強く生きてゆくACT-UPのメンバーたちを描いた本作には欠かせない一曲です。

https://youtu.be/wDGG0k26qC8

この楽曲について、カンピヨ監督のコメントも到着致しました!

ロバン・カンピヨ監督 コメント

“スモールタウン・ボーイ”、1984年に発表された、イギリス地方住む若いゲイ、また世界のゲイの孤独を歌ったも、恐らく世界で初めてゲイに向けて作曲され、HIV/エイズについて登場する楽曲です。“スモールタウン・ボーイ”を歌っている、ブロンスキー・ビートのヴォーカル、ジミー・ソマーヴィルと、アクト・アップ・パリ代表のディディエ・レストラド親しい友人であり、アクト・アップ・パリの設立資金を出した協力者でもありました。私自身が、ACT-UPの活動に参加する前のことですが、1990年の初めにACT-UPが資金集めのために開いたコンサートに行きました。この時“スモールタウン・ボーイ”が歌われていたのですが、コンサートホールの中にいた人の大多数が、ゲイやセクシャルマイノリティの面々だったこともあり、この曲に感情を揺さぶられて、皆が泣き出すという現場に遭遇しました。

この曲が、HIV/エイズという病気が世の中に広がる前の時代を思い起こさせたのです。私がこの曲を選んだ理由は、このコンサートで目にした光景を映画で再現したいと思ったからです。そこで、今の彼が、当時のコンサートを再演すれば、力強く良い場面になると思い、ソマーヴィル氏に連絡をして交渉しましたが、撮影の許可はもらえませんでした。私自身も、撮影されたくないという彼の気持ちは理解できるので、この楽曲のマルチトトラック・テープの使用許可をもらうことにしました。そして、音楽のアルノー・ルボチーニが1990年代のスタイルでリミックスを作成し、いくつかの異なるトラックを編集することで、まるでソマーヴィル氏が、映画の最後の場面で我々と一緒にいるかのような音を再現したいという私のアイディアを実現することができました。

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<STORY>
90年代、パリ。愛と叫びを武器にショーンは世界を変えようとした。生きたいと強く願い、社会と闘った若者たちの生命の鼓動は今も激しく鳴り響く。第61回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『パリ20区、僕たちのクラス』の脚本・編集を担当し、監督作『イースタン・ボーイズ』では第70回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門の最高賞を受賞したロバン・カンピヨ監督の長編第3作。舞台は1990年代初めのパリ。エイズの治療はまだ発展途上で、誤った知識や偏見をもたれていた。「ACT UP Paris」のメンバーたちは、新薬の研究成果を出し渋る製薬会社への襲撃や高校の教室に侵入し、コンドームの使用を訴えたり、ゲイ・プライド・パレードへ参加するなどの活動を通し、エイズ患者やHIV感染者への差別や不当な扱いに対して抗議活動を行っていた。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たちの生き生きとした表情や行動、濃厚で鮮烈な彼らの人生に、観る者の鼓動は高鳴り、激しく心を揺さぶられる。

脚本・監督:ロバン・カンピヨ(『パリ20区、僕たちのクラス』脚本・編集)、『イースタン・ボーイズ』監督)
出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルノー・ヴァロワ、アデル・エネル
(c)CélineNieszawer 2017年/フランス/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/143分
映倫区分:R15+ 原題:120 battements par minute/英題:BPM (Beats Per Minute)

3/24(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ユーロスペース他にて全国ロードショー

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